ヘッドは、1番目を引くオモリの部分です。
鉛製とタングステン製があります。
タングステン製の方が、高比重なためシルエットを小さくできます。
また、鉛製に比べて、落下速度が速く、底を取るのが容易です。
潮が速い時などには有効です。
よいことばかりですが、その分価格が高いです。
鉛製にも、よいところはあります。
鉛製の方が体積が大きいので、潮の流れによるネクタイの動きが大きくなります。
その分アピール度が高くなります。
それぞれの特性を知った上で、どちらにするか決めればよいです。
個人的には、タングステン製をおすすめします。
乗っ込みの時期のメスに有効なのは?
乗っ込みの時期のメスには、タングステン製のヘッドがおすすめです。
この時期のメスは、シルエットを小さくすることで警戒心が薄れると言われています。
参考にしてみてください。
さまざまな形状のものがあります。
形状が異なると、ヘッド自体の動きが変わってきます。
直線的に動いたり、ウェーブしたり、S字を描くように動いたりといろいろです。
どのヘッドがよいのか、早く見極めることが重要です。
あとは、ヘッドの重さです。
重さは、釣りに行く場所や潮の速さによって変えます。
特に、潮の速さによってどのヘッドを使うのかが重要です。
基本的には、60〜80gのものをよく使います。
100m前後の深場で行う場合には、80〜120gを使います。
釣りに行く場所や状況によっては、200gを超える場合もあります。
重さの目安は、潮や風がない時には水深と同じ(水深100mなら100g)くらいでよいと言われています。
状況によっては変わってきますが。
水深×2(水深が100mなら200g)ぐらいまでのヘッドを用意しておいた方がよいです。
ヘッドの重さが食いに影響することも!
真鯛は、上から落ちてくるものに好反応を示します。
重いヘッドでは、落下速度が速すぎて真鯛が気づかないことがあります。
このような時に、ヘッドの重さを軽くすると、程よい落下速度になって、真鯛が気づいてくれるようになります。
そうすると、食ってくれる確率が高くなります。
もちろん、条件によっては必ずしもうまくいくとは限りませんが。
ただ、食いが悪い時はヘッドの重さを軽くしてやってみるとよいです。
また、ヘッドの重さを決めるうえで、底取りができるかどうかも重要です。
底を取れないようでは釣りになりません。
先ほども述べましたが、真鯛は落下してくるタイラバに興味を持って追いかけてくることがあります。
着底に気づかず、タイラバを底に沈めたままにしておくと、追ってきた真鯛が見切ってしまい、どこかへ行ってしまいます。
これではせっかくのチャンスを逃してしまっています。
非常にもったいないです。
そうならないように、着底が的確にわかる重さのタイラバ(ヘッド)を使って、着底後すぐに巻き始められるようにしておきます。
こうすることで、釣果がアップする可能性が高まります。
まずやってみて、底を取れない(取りづらい)と思えば、もう少し重いヘッドに替えてみるとよいです。
潮の流れが緩かったり、風がなかったりすると、タイラバは真下に沈みます。
これでは、真下しか探れません。
このような時は、軽めのヘッドに替えて斜めに引いてくるようにします。
こうすることで、真鯛がいる棚を長く攻めることができます。
ただし、この時も底をきちんと取れるヘッドでないといけません。
後は、いろいろな重さでやってみて、真鯛の反応を確認するようにしましょう。
カラーの選び方については、ネクタイのカラーの選び方を参考にしてみるとよいです。
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