しかも、大型の真鯛が釣れることもあります。
真鯛を釣る時期ですが、基本的には年間を通して釣ることができます。
投げ釣りでは、4〜10月がおすすめです。
大型(50cm以上)は春の乗っ込みの時期(4〜5月)が狙い目です。
逆に、数釣りをしたいのなら秋がおすすめです。
夜釣りの方が釣果はよいです。
マダイは夜の方が警戒心が薄いためです。
ただし、夜釣りは危険なので、ライトやライフジャケットは必ず準備しておきましょう。
朝夕マズメも食いがよいので、最低でもどちらかを含めて釣りに行くとよいです。
真鯛を釣るポイントですが、どこの堤防からも釣れるわけではありません。
基本的には、潮通しのよい岩礁帯がよいです。
水深もそこそこないといけません。
特に、大型を狙うのなら水深は10m以上なくてはいけません。
一か八かやってみるのもよいですが、ネットなどで情報を収集して、実績の高い場所に釣りに行くのが無難です。
上で潮通しのよいところがよいと述べました。
真鯛は潮が速いところを好みます。
そのため、潮が緩いエリアでは潮がよく流れる大潮回りに釣りに行くとよいです。
このように、真鯛の投げ釣りでは潮は非常に重要です。
どこで釣るにしても、当て潮であると釣りになりません。
出潮や後方から押してくる潮の時がベストです。
少しわかりにくいかもしれませんが、簡単に言うと、自身から沖の方へ仕掛けが流れていく潮の時が釣りやすくてよいということです。
また、真鯛は潮目や潮筋の下に寄っていることが多いです。
そのため、特に潮目を見つた時は狙ってみたいポイントです。
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真鯛の投げ釣りの仕掛けは、次のとおりです。
仕掛けは、キスなどの投げ釣り仕掛けとほとんど同じです。
もちろん、対象魚が真鯛ということで、釣具のサイズや仕掛けの号数は大きくなっていますが。
竿
大型真鯛がかかることを想定して、最低でもオモリ負荷は25号〜30号の投げ竿が必要です。
これぐらいあれば、問題なく上げられます。
竿の長さは、4m前後がおすすめです。
あまり短いと、遠投できません。
リール・道糸
遠投しますので、投げ釣り専用リールがよいです。
4000番のスピニングリールでも問題ありません。
ドラグは必須です。
ドラグ調整して、仕掛けが切られないようにやり取りしなければなりません。
道糸は、ナイロンなら5〜6号、PEなら3〜4号を巻いておくとよいです。
ナイロンはもう少し細くてもいけますが、その場合は力糸が必要になってきます。
それなら、5号以上で釣った方がよいと思います。
天秤
天秤は、遊動式の海草天秤(25〜30号)を使います。
当たりがよく取れます。
ただし、根がかりが多い時は、ジェット天秤を使うとよいです。
どちらでもよいです。
ハリス・針
ハリスはフロロカーボンの5〜6号(1.5〜2m)、針は丸セイゴ針15〜16号を使います。
針は欲張らずに、1本針にします。
あまり多いと、根がかりしますので、注意が必要です。
エサは、本コウジやユムシ、チロリ、イワイソメ(マムシ)、アオイソメなどが使われます。
釣りに行く場所によって、よく使われるエサは異なります。
事前に情報を入手しておくとよいです。
ユムシは遠投には向きません。
飛距離が伸びないためです。
そのような場合にはチロリがおすすめです。
他には、タイ虫もよく釣れると言われています。
タイ虫は、100gで5,000円を超える高級なエサです。
真鯛釣りには実績があります。
特に、頭の部分の食いがよいです。
タイ虫の粘液には高い集魚効果があります。
複数のエサを用意するのが無難です。
状況に応じて、いろいろ試すとよいです。
上で述べましたが、真鯛釣りを行う場所は、砂浜や堤防、磯などで、10m以上の水深があることが望ましいです。
そのような場所を探します。
釣り方は、次のとおりです。
まず、仕掛けを遠投します。
ポイントまでは、30〜60mぐらいまでのことが多いです。
釣る場所により、ポイントは異なるでしょうが、100m以上投げることもあります。
仕掛けが着底したら、糸ふけを取って、当たりを待ちます。
基本的には、置き竿で構いません。
しばらく待って当たりがなければ、10〜15mサビいて(少しずつ仕掛けを引いて)誘いをかけます。
シャクリを入れてもよいです。
あまりにも長時間放置するのはよくありません。
程よく誘いをかけるようにします。
ただし、根掛かりの多い場所ではあまり動かさない方がよいです。
この釣りは、とにかくいかに真鯛がいる場所を見つけられるかが大きなカギです。
そのため、少しずつポイントを探りながら仕掛けを引いてきたり、何本かの竿を利用して、異なった距離や方向に仕掛けを投げることも重要です。
1匹釣れれば、再度そのポイントへ投げて連続ヒットを狙います。
真鯛がかかれば、大きく引き込むことが多いです。
竿が持っていかれそうになることもあります。
当たりがあればすぐにわかります。
当たりがあれば、糸が切れないようにドラグを調整して、慎重に巻き上げます。
無理は禁物です。
良型なら、網ですくった方がよいです。
ドラグを緩めて置き竿にしておく釣り人もいます。
そうすれば、当たりがあれば道糸が勢いよく出て行きますが、竿を持っていかれることはありません。
どちらでも構いません。
参考動画
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