マダイは、水深が20〜40mほどの砂地近くににある根にいます。
見つかれば、潮上にボートを移動させて、砂地にアンカーを打ってボートを固定します。
オキアミを少し撒いて、先ほど見つけた根の方にオキアミが流れていくかを確認します。
流れていなければ、何度でもボートを移動させて調整します。
適当にやってしまうと、マダイがいないところに仕掛けが流れていって釣れません。
ボートが固定できれば、釣りの準備を始めます。
NS釣法は、基本的にマダイを寄せて釣ります。
そのため、はじめのうちは1分間隔で少量を撒いていきます。
1度に撒く量よりも、撒く回数の方が大切です。
少量をこまめに撒きます。
釣りの準備をする時点から、撒き餌をしておくとよいです。
いよいよ仕掛けの投入です。
海中に水深の3分の2ほどの長さのラインを一気に出します。
リールのクラッチは切ったままにしておきます。
潮に乗ってラインが流れていくので、しばらくするとラインが張ってきます。
そのうち、リールからラインがどんどん出ていきます。
ラインが張っているのにラインが出ない場合は、リールのメカニカルブレーキを緩めます。
それでもうまく流れていかない場合は、手で少しずつ送り出してやります。
ラインを流している間も撒き餌は定期的に行います。
3〜5分に1度、少量を撒いておきます。
撒き餌は、釣りを終えるまでずっと撒き続けないといけません。
当たりがあれば、スプールからラインが一気に出ていきます。
すぐに親指でスプールを軽く押さえます。
そうしないと、バックラッシュしてしまうためです。
数秒ほど魚を走らせてから合わせると、しっかり針掛かりします。
水深の1.5〜2倍流しても、当たりがなければ仕掛けを回収します。
エサの状態を確認します。
エサが取られているようなら、次はもう少し手前で仕掛けを回収するようにします。
あまりにもひどいようなら、ボートをもう少し根から離すか、ポイントを変えるとよいです。
エサがまったくなくなっていないようなら、もう少し流すとよいです。
ボート真鯛におけるエサについてご紹介しています。
エサは、刺し餌・撒き餌共にオキアミを使います。
刺し餌は、抱き合わせが基本です。
食いが渋い時は1匹掛けでも問題ありません。
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