九州や中国地方では、すでに電動タイラバがメジャーになりつつあります。
一部では否定的な意見もあるようですが。
それでも、どんどん普及していっています。
電動タイラバとは文字とおり、電動リールを使ってのタイラバのことです。
仕掛け(タックル)は、普通のタイラバと同じです。
そちらをご覧ください。
では、実際どのように釣るのでしょうか?
まずは、タイラバを底まで沈めます。
底に着いたら、電動リールのスイッチをONして、巻き上げ開始です。
巻き上げスピードの目安は、シーボーグ200J-DHなら、「12」で巻き上げます。
これが標準的な速さです。
もっと速い「15〜18」で釣る方がよいこともあります。
状況に応じて、速度を調節します。
着底後、基本的には電動リールのスイッチONで大丈夫です。
しかし、これでは根がかりが発生してしまうことがあります。
それは、電動リールは着底してから巻き始めるまでに若干のタイムラグが生じてしまうためです。
このような場合は、手巻きを取り入れるとよいです。
根がかりしないように、着底したらすぐに手動でハンドル1回転分巻き上げるのです。
その際、ロッドは下向きにしておきます。
下向きにしておかないと、せっかく手動で巻いても、ロッドが曲がるだけでタイラバ自体は動かないためです。
この点だけ注意すれば問題ありません。
着底後すぐに巻き上げる理由は、根がかり防止のためだけではありません。
真鯛は落ちるものに好反応示します。
タイラバも例外ではありません。
そのため、沈んでいくタイラバを底まで追ってくることが多いです。
タイラバが着底してすぐに動き出さなければ、すぐに見切られてしまいます。
これではもったいないです。
着底後すぐに巻き始めれば、真鯛がタイラバに食いつくことがあります。
実際、着底後すぐの当たりが多いです。
このチャンスを逃さないためにも、着底後すぐに巻き上げるようにします。
底から10mほど巻き上げても当たりがなければ、また底に沈めます。
そして、また巻き上げます。
あとは、これの繰り返しになります。
ちなみに、底から巻き上げる距離は、船長の指示に従えばよいです。
当たりがあっても、合わせずにそのまま同じ速さで巻き上げ続けます。
ロッドが大きく曲がるなど、真鯛がグイグイ引き込んだ場合は合わせます。
針がかりすれば、無理をせず、巻き上げればよいです。
タイラバは、簡単にできる釣りと言われていますが、電動リールを使えばさらに簡単にできます。
初心者や女性でも、気軽に釣りを楽しめます。
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