真鯛は堤防などの陸からも釣れますが、船釣りがメインと言ってもよいでしょう。
そのため、船での真鯛釣りの時期についてお話しさせていただきます。
真鯛は、年間を通して釣れます。
ただ、当然のことながらよく釣れる時期とあまり釣れない時期に分かれます。
真鯛のシーズンと言われるのは、4〜11月ぐらいです。
年によって、多少のズレはありますが。
中でも、春と秋がベストシーズンとなっています。
4〜6月は、乗っ込みです。
この時期になると、産卵のため浅瀬に大量の真鯛が集まってきます。
産卵の場所になっていないと、ノッコミがない場合もあります。
卵や白子を持った大型真鯛がよく釣れます。
タイラバ初心者は産卵後を狙っていくと、比較的釣れやすいです。
10〜11月になると、元気な真鯛がたくさん釣れるようになります。
小〜中型の比率が多くなります。
思わぬ大型(80cm以上)が釣れることもある時期です。
冬は、あまり釣れないと言うイメージが強いです。
春や秋に比べると、確かに数はあまり釣れません。
しかし、12〜2月は大型がよく釣れる時期です。
この時期の真鯛は、脂が乗っていてとてもおいしいです。
ただ、最近は寒い時期のディープタイラバが人気です。
産卵に備えて、意外とよくエサを食います。
深場での釣りですが、釣りに行く価値はあります。
夏も釣れなくはありませんが、昼間は暑いので釣りに行く人が少ないです。
あまりの暑さで釣りどころではありません。
やはり、おすすめは春か秋ですね。
瀬戸内におけるタイラバシーズンは?
4月から乗っ込みがスタートします。
産卵後の5月は、ちょっと食いが渋くなります。
そして、6月中旬〜下旬頃から食いがよくなってきます。
その後、12月ぐらいまで釣れ続けます。
もちろん、ずっと絶好調とはいきませんが。
寒い時期になると、マダイは深場に移動します。
水深80m前後以上のポイントに行くと、マダイが釣れます。
ディープタイラバの時期です。
深場に行くとチャンスはあります。
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タイラバ・真鯛釣りの時間帯についてご説明します。
時期同様に、船での真鯛釣りの時間帯についてお話しさせていただきます。
多くの魚と同様に、朝マズメと夕マズメの時間帯がよく釣れます。
このどちらかを狙って、船を出します。
私は、9時出船で日暮れまでというパターンが多いです。
そのため、ほとんど朝マズメに釣ったことはありません。
夕マズメの少し前当たりから釣果が伸び始めます。
お昼の時間帯(12〜15時)は、あまり釣れないことが多いです。
比較的暑い時期(6〜10月)は、日暮れギリギリまでよく釣れます。
しかし、4〜5月は寒いからなのか、日暮れギリギリまでは釣れません。
真鯛は、夜には釣れないのでしょうか?
決して釣れないわけではありません。
マイカで真鯛を釣る“イカダイ”という釣り方があるのですが、夜にも関わらず大型真鯛が連発で釣れます。
ただ、昼に比べると、夜に真鯛を釣る人は少ないです。
これらは、あくまで私の経験に基づくものです。
実は、マズメ以上に重要なことがあります。
それは、潮です。
タイラバは潮が動いている時でないとなかなか釣れません。
そのため、潮が動き始める時間帯と潮が止める時間帯がもっともベストな時合となります。
ただ、速すぎても釣りにくいので、適度に動いている時がよいです。
朝夕マズメよりも、この2つの時間帯の方が好結果が出ることが多いです。
潮が動き出す時間と、止まる時間を把握しておくとよいですね。
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