ショアラバに適した場所を探す際には、次の3つの条件に当てはまるかどうかで判断するとよいです。
なかなかすべてを満たす場所はありませんが、できるだけ条件が揃った場所を探します。
できるだけ手前から深くなっている場所がおすすめです。
10m以上の水深が理想的です。
カケアガリになっていれば、なおよいです。
真鯛は、潮通しのよい場所を好みます。
堤防の先端付近などがおすすめです。
事前に、地図などで調べておくとよいです。
足場は、できるだけ高い方がよいです。
取り込むのに大変で敬遠されガチかもしれませんが、高い方が有利です。
オフショアに近い釣りができ、障害物をかわしやすいためです。
ショアラバの釣り方(ルアーのアクション含む)についてご紹介しています。
釣り方は、本当にシンプルです。
初心者でも難しくはありません。
まず、フルキャストします。
少しでも遠くまでキャストできれば、それだけ広範囲を探ることができます。
キャストして着水すると、少しテンションをかけ、ラインの放出量を調節して沈めます。
テンションのかけ過ぎには注意します。
水深や底の状況を把握するため、カウントダウンするとよいです。
着底すれば、すぐにリールを巻き始めます。
すぐに巻かないと根がかりしたり、寄ってきた真鯛が興味をなくして、どこかへ行ってしまいます。
誘いは、ただ巻くだけです。
ジギングのようにシャクッたりする必要はありません。
船からのタイラバと同じです。
ロッドを立てて巻くと、根がかりの可能性が低くなります。
巻く速さが非常に重要です。
真鯛が反応してくれるような巻く速さを、早く見つけないといけません。
ただ、あまりにもゆっくり巻き過ぎると、根がかりしてしまうので注意が必要です。
真鯛は、少しくらい速く巻いても食ってくれます。
真鯛は、基本的には底の方にいます。
リールを巻き続けていると、仕掛けがどんどん浮いていきます。
これでは、真鯛のいる棚に仕掛けがいかなくなります。
そのため、10〜15回ほど巻けば、1度仕掛けを底に沈めます。
着底後、再び10〜15回ほど巻いて、底へ沈めます。
これを繰り返します。
他には、リフト&フォールで誘います。
着底後、ロッドを立てて、5〜10回巻きます。
その後、カーブフォールで沈めます。
ロッドを立てた状態で何もしないと、自然にカーブフォールになります。
再度着底すれば、また巻きます。
これを繰り返します。
当たりは、巻いている時とフォールの時のどちらにもあります。
先ほど、ゆっくり巻き過ぎると、根がかりしてしまうと述べました。
もちろん、そのことに間違いはありません。
しかし、根掛かりしにくい場所では、あえてゆっくり巻いて底をトレースすると効果的です。
真鯛は、底付近にいるためです。
船のタイラバ同様に、当たりがあっても合わせてはいけません。
十分に重みを感じれば、ロッドを起こして巻き合わせします。
それ以外はそのまま同じ速さで巻き続けます。
あとは、ラインテンションを保った状態で巻き上げるだけです。
ただし、明確な当たりがあった場合は、即合わせしてもよいです。
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